新人看護師の事情

新人看護師の「つらい・辞めたい」事情について考えていきたいと思います。

● 生死にかかわる重要な業務に自信がない
 
プリセプター制度により、マンツーマンで医療技術や知識について教えてもらう教育制度があります。通常プリセプターは中間看護師が任されるのですが、新人さんが話しやすいようにという配慮や、病院が慢性的な人手不足という理由から、経験2年目くらいの看護師が担当するところもあります。
マンツーマンで教えてもらうため、「プリセプター自信の教育能力」が問われます。確かな看護技術がある看護師であっても、同時に「教育者としての能力」も兼ねそろえているとは限りません。実際、「プリセプターになったけど、どう教えていったらいいかわからない」「私の担当のこの成長が遅いのは私のせいだろうか」「自分自身の看護技術を試されているようだ」と、教える側も通常の業務に加え新人教育のために大変な苦労を背負っています。
人数不足でめまぐるしく業務をこなさなければならないところでは、丁寧に時間をかけて新人がわかったかどうかを確かめる前に、次々と進む。質問してもなかなか答えてもらえない。そういった状況も起こっているようです。
 
「今の、ちょっとわからなかったので、もう一度お願いします」
そのように、はっきりと意志を明示できる新人なら安心なのですが、「分からなかったけど、忙しそうで聞けない…」と、自分で抱え込むタイプの新人もいます。どんなに真剣に学びたいと思っていても「十分な教育体制が整っていない」「教育制度がない」そういう病院では、一つ一つの処置に自信が持てず、「患者さんの命に係わるミスをしてしまうのではないか…。」そういった漠然とした不安と自信のなさに責めさいなまれる人もいます。

心当たりのある方は、ぜひ「今のをもう一度教えてください」と、一言声に出す勇気を持ってください。そして、小さなメモを手放さず、先輩が教えているときには少しでもいいのでメモを取りましょう。「しっかりと聞いている」というアピールをすることで、プリセプターも熱心に教えてくれるようになるでしょう。「つらい」「やるせない」そういった思いを感じてこそ、人の痛みもわかる素敵な看護師さんになれます。今、身に着けたことはいつか実ります。だから、1年間。とにかく頑張ってみましょう。

● 心の指針となる一冊を

感動できる一冊を持っておきましょう。
きっとあなたがつまずいた時、もう辞めたいと思ったとき。失敗して自信がなくなってしまったとき…。あなたと同じ思いをしたことのある看護師がたくさんいます。困っている看護師のための「応援歌」を、本にして伝えている人がたくさんいます。
初心に帰ることが出来るあなたの一冊を見つけてください。

★ 看護師 お悩み相談室 ★
 周りに相談できない方は、このような掲示板に書き込んでみるのも一つの手です。
 さまざまなつらい経験をした方、そしてその方を助けたいと書き込んでくれている方のやさしさに触れることが出来ます。たまに厳しいご意見もありますが…、良薬口に苦しです。
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